御親族がお亡くなりになられていざ遺品整理をしなくてはならない状況になった時に、
「どこまで捨てたらいいの?」
「何を残しておけばいいの?」
など悩まれる方が多数いらっしゃいます。
今回はそんな方のために遺品整理で捨ててはいけないもの10個をご紹介いたします。
遺品整理で捨ててはいけないもの○つ
まず結論から述べると下記に関するものは捨ててはいけません。
- 公的に捨ててはいけないもの
- 銀行関係や保険など金銭に関わるもの
- 身分証など
- 思い出があるもの
- 買取してもらえそうなもの
- 返却しなければならないもの
さらにここから詳細を記述していきます。
遺言書
遺品整理で1番大事なものが遺言書です。
相続関係で法的な効力があるためにとっても大事な遺品の一つになります。
まずは真っ先に探すようにして、もし見つかった場合は必ず保存しておくようにしましょう。
現金
現金を捨てるなんてそんなこと言われなくてもしないよ。と聞こえてきそうですが、ここでは主にヘソクリなどの現金を指します。
ヘソクリは家族に見つからないように隠すことが基本なので本の間や洋服のポケットなど気をつけて見なければそのまま処分してしまうことが多いにあります。
ですので手間にはなりますが必ず一つ一つ確認してから処分するようにしましょう。
またそんなの一つ一つ確認している時間はない。。という方は遺品整理業者に依頼するといいでしょう。
通帳
通帳は必ず捨てずに保存しておくようにしましょう。
もし万が一捨ててしまった場合は遺族や相続人の方でも手続きをしないと引き出しができなくなってしまいます。
口座凍結の解除申請は下記が必要になります。
- 相続届
- 被相続人の戸籍謄本
- 相続人の戸籍謄本と印鑑証明
- 凍結した通帳の印鑑証明とキャッシュカード
印鑑
印鑑も非常に大事なものなので必ず保管しておくようにしましょう。
故人の印鑑がないと手続きが進められない状態になることがあります。
法人の代表などをしていた場合は法人の実印・銀行印なども保管する必要があります。
下記に記載している印鑑は必ず捨てないようにします。
- 個人の実印・銀行印
- 被相続人の戸籍謄本
- 相続人の戸籍謄本と印鑑証明
- 凍結した通帳の印鑑証明とキャッシュカード
デジタル遺品
デジタル遺品はパソコンやスマートフォンなどの中にあるデータのことを言います。
遺品整理の時にそのまま処分してしまうと中のデータがわからなくなってしまったりするので必ず保管しておくようにしましょう。
また昨今ではネット証券や暗号資産など、IDとパスワードがわからないと引き出すまでに時間がかかってしまいますので注意が必要です。
そうならないためにも元気なうちに家族・相続人には資産の状況をきっちり伝えておくことが重要になります。
身分証明証
運転免許証・健康保険証・パスポートなど返却する必要もあるため、身分証明書も捨てずにきっちりと保管して置いてください。
買取してもらえそうなもの
遺品の中には高価買取してもらえるものもあるかもしれません。
自身で判断できないものもあるので、買取も行っている遺品整理業者か、出張買取専門業者などを呼ぶといいでしょう。
返却しなければならないもの
レンタル品、リース品などが家の中にある場合は必ず返却するようにしましょう。
謝って処分してしまうと損害金などが発生してしまう恐れがありますので注意が必要です。
鍵
売却の際などにも必要になりますので家の鍵や自動車の鍵など鍵関係も捨てずに保存しておくようにしましょう。
思い出があるもの
こちらはご遺族の方によって変わってくるものですが、故人との思い出の品も全てではなくても一部は残しておいた方がいいでしょう。
量がある場合はデータ化するなどしてまとめることもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
遺品整理で残しておくものは意外にも多いと思った方もいるのではないでしょうか?
ご自身で全て遺品整理を行うのはかなりの労力を使いますので遺品整理業社に頼むのも一つの選択肢です。
遺品整理のPROUDでも上記のような大切なものの探索も基本サービスに入っておりますので、遺品整理の事でお困りならお気軽にご相談ください。