近年、遺品整理業者の中でも整理だけでなく買取や無料回収、リユースを一緒に行ってくれる
業者が増えています。
今回は『買取』の中でも業者が高価買取しやすいものをご紹介させていただきます。
貴金属類
貴金属類はどんな時代でも比較的に売りやすいイメージがありますよね。
王道はやはり『金』です。
金は価格変動はあるものの高価買取対象になりやすいものです。
金の中でも買取価格が高いものは純金や24k/100%と記載のあるものが一番高く、
その他に18k、20k、22kと様々ありますが金は売れます。
補足としてダイヤモンドは基本的には0.2キャラット以上のものが買取対象になりやすいでしょう。
時代と共にダイヤモンドはカッティング方法も進化し現在ではブリリアントカットが高価買取されています。
また中央宝石研究所の認可証付であれば高価買取間違いなしです。
1キャラットのダイヤモンドは高く買い取られるイメージがある方も多いと思いますが
ブリリアントカットでなければ買取後、ブリリアントカットにカッティングを行い研磨後は
1キャラット以下になっていることもあるので買取価格もひと昔前に比べれば低くなってきています。
その他、真珠や珊瑚、石等のネックレスも買取してもらえないもしくは無料回収になることがあります。
時計
時計は大まかに腕時計、キャラクター時計、古い時計が高価買取対象になります。
腕時計はブランドや重いものが比較的高く、キャラクター時計の需要も高いです。
古い時計はアンティークとして高価買取対象になります。
家電
家電は基本的にはリサイクル対象になりがちですが、製造期日が8年以内の家電は買取対象になります。
テレビは地デジを前提として、国産やLGでしたら小さくても買取対象になるでしょう。
骨董品・古美術品
骨董品も物によっては高価買取があります。
日本画や刀、小判、古陶磁器、古酒などは高価買取対象になります。
着物類の買取は業者によっては査定が難しいところでもありますので、
専門の買取業者に頼むことをお勧めします。
その他
ブランドものの鞄、服は比較的高価買取対象になります。
特にルイヴィトン、エルメス、シャネル、セリーヌ、ディオールがあげられ、
20~30年前のものが現在では逆に高値がついたりすることもあります。
カメラはニコンが買取やすく、こちらも20~30年前のものに高値がつきやすく、
レンズのみでも買取対象になります。
記念硬貨も1万円以上のものは高く売れ、切手なども買取されることがあります。
アイフォンは現在では7以上が買取対象です。
家具について
家具についてはほとんどが非買取対象になります。
少し前までは買取や無料回収もありましたが近年の住環境の変化や安くて質の良い家具を
販売される量販店もあることで家具需要が低下しているためです。
住環境においては現在の賃貸や新築マンションにはクローゼットや収納棚が備わっていることが
多く、家具を購入する人々が減少していると言われています。
ダイニングチェア1脚20万円のような高級家具や100年前のアンティーク家具でない限り買取、無料回収も難しくなっています。
いかがでしたでしょうか?
あくまでも私の個人的な観点になりますが大まかにはこんな感じです。
ただしご自身が大事にしてきたものの価値は同じものでも人それぞれ違います。
買取もしっかり相見積もりを取ったり、ご自身で値を付けメルカリやヤフーオークション等に
出品することも一つだと思います。