遺品整理をしていて、大量の写真が出てくると処分に悩むこともあるでしょう。
今回は、遺品整理で後悔しない写真の処分方法について紹介します。
故人の写真はどうするべき？
故人の写真は、写っている人たちの想いを踏みにじらないように丁寧に扱いたいですよね。
しかし、大量の写真が出てくると保存や処分に困ってしまうことも。
故人の写真は、どのように整理すれば良いのでしょうか？
アルバムにまとめる
故人が写っている写真は、アルバムにまとめて保管してみてはいかがでしょうか？
アルバムに整理することで写真が劣化するのを防ぎ、いつでも思い出を振り返ることができます。
保管したい写真の枚数に合わせてアルバムを用意して、大切な思い出を残しておきましょう。
デジタルデータとして残しておく
「写真が大量に出てきた」「残しておきたい写真が多い」という場合は、デジタルデータにすると保管場所に困らず、写真が劣化する心配もなくなるでしょう。
デジタルデータにするにはプリンターでスキャンしたり、写真店に依頼したりする方法があります。
データ化した写真はデジタルフォトフレームとして飾って、写真をゆっくり眺めてみてはいかがでしょうか？
親戚や友人などに形見分けする
親戚や友人と一緒に撮った写真は、形見分けとして譲るという選択肢もあります。
ただし大量の写真を渡すと、かえって迷惑をかけてしまうので、渡すのは多くても10枚程度にしておきましょう。
また悲しみが癒えていない人に渡すと苦痛を感じさせてしまうこともあるので、相手の気持ちに配慮して渡すことが大切です。
分別して処分する
大量の写真は分別して処分することもできます。
きちんと供養したいと考える場合は、お世話になっている菩提寺などに持ち込んでお焚き上げしてもらいましょう。
供養は必要ないと考える場合は、自治体の規則に従ってゴミとして処分することも可能です。
処分する写真が少なければシュレッダーにかけるのも良いですが、枚数が多い場合は紙に包んだり、ガムテープでグルグル巻きにしたりして、プライバシーに配慮して処分するようにしましょう。
遺品整理業者などに相談する
遺品整理業者に相談して、他の不用品などと一緒に写真を回収してもらうという方法もあります。
中には寺院と提携している遺品整理業者もあるので、お焚き上げ供養を依頼することもできるでしょう。
遺品整理を業者にお任せする場合は、写真などの遺品はお焚き上げをしてもらえるのか事前に問い合わせてみてくださいね。
後悔しない写真の処分方法は？
故人が写った写真は、もう二度と撮り直すことができません。
写真の処分で後悔しないためには、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか？
焦って処分しない
「賃貸なので、期日までに遺品整理をしなければいけない」「遺品整理のために、まとまった時間を確保するのが難しい」という人も多いかもしれません。
しかし焦って写真を処分すると、あとから後悔してしまう可能性も。
一度ダンボールなどにまとめて保管しておいて、気持ちが落ち着いてから仕分け作業に取り掛かることをおすすめします。
記念写真は残しておく
どの写真を残すべきか悩んだときは、記念写真を残すようにしてみてはいかがでしょうか？
成人式や結婚式、家族旅行など、故人の幸せそうな姿を写した写真は、心を温かくしてくれるはずですよ。
親戚や友人たちと集まったときに見返しても、きっと懐かしい思い出話で盛り上がるでしょう。
似たような写真は処分する
大量の写真が出てきた場合、似たような写真は処分しても良いかもしれません。
同じ場所で似たようなアングルで撮ったものは、写りが良い1枚を厳選して残しておくと良いでしょう。
「この旅行先で撮った1枚」「この場所で撮った1枚」などに絞って選んでいくと、保管する写真の数を減らすことができるはず。
ただし少しでも悩んだら、とりあえず残しておくのがおすすめです。
エンディングノートに書かれた通りにする
エンディングノートや遺言書などに写真の取扱い方が書かれている場合は、その内容に従うようにしましょう。
デジタル遺品から写真データなどを取り出してくれる業者もありますが、故人が見られたくないものもあるかもしれません。
プライベートな内容は、無理に見ようとしないことも大切です。
遺品整理では写真の扱いに悩む人も多いですが、焦って処分して、あとから後悔しないようにしたいですね。
故人の写真は今後撮ることができないので、少しでも悩んだ写真はとりあえず残しておくのがおすすめです。
大量の写真はアルバムやデジタルデータとして保管したり、形見分けしたりしながら整理を進めてみましょう。
大阪の遺品整理PROUD（プラウド）では、写真を含め故人様が大切にしていた遺品を提携先寺院にてお焚き上げ供養いたします。
遺品整理のことでお悩みの方は、ぜひお気軽にPROUDまでご相談ください。
