家族が住んでいる家や実家がゴミ屋敷状態になってしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか？
「自分には何ができるの？」「どんな対処法が考えられる？」と悩んでしまう人も多いはず。
今回は、ゴミ屋敷が家族に与える影響や、ゴミ屋敷になってしまった時の対処法について紹介します。
ゴミ屋敷が家族に与える影響とは？
ゴミ屋敷状態の家に住むと、どのような悪影響があるのでしょうか？
まずは、ゴミ屋敷が大切な家族に与える影響について紹介します。
害虫が発生する
ゴミ屋敷には害虫が大量に発生します。
キッチン周りや弁当容器のカラなどを放置している場所などは、特に発生しやすいポイントです。
ゴキブリやハエなどが病気を媒介したり、寝ている間や知らないうちにダニや蚊などの害虫から刺されたりすることもあるでしょう。
害虫が発生すると、近隣住民にも大迷惑をかけてしまいます。
体調不良など心身に異変が起きる
不衛生なゴミ屋敷での生活を続けていると、心身に異変が起こることも。
害虫による虫刺されや、ハウスダストが原因のアレルギーなど、住んでいるだけで健康が脅かされてしまいます。
またゴミ屋敷での暮らしは、人の心にも決して良い影響を与えません。
特に子どもが住んでいる場合、保護者には子どもが心身ともに健康に過ごせる環境を整える責任があります。
引越しをする時に多額の費用が発生する
住居をゴミ屋敷にしてしまうと、多額の引越し費用がかかってしまう可能性も。
場合によっては、引越し業者が見積もりに来た時点で断られてしまうケースも少なくありません。
賃貸であれば、引越しの際に多額の原状回復費や修繕費などを請求されることもあるでしょう。
家をゴミ屋敷にしてしまうと、色々とお金がかかってしまうところにも注意したいですね。
転倒によるケガのリスクにつながる
足の踏み場がないゴミ屋敷では、転倒などによってケガをするリスクが高くなります。
転んだときの打ちどころが悪いと、命に関わる可能性も。
また、火災や地震などの災害が起きたときに、積み上げたゴミが邪魔になって逃げ遅れてしまう危険もあります。
ゴミ屋敷のままにしていると、大切な家族を失うことにつながりかねません。
家族の家がゴミ屋敷になってしまった場合の対処法は？
「実家がゴミ屋敷になっている」「家族が住んでいる家を、どうにかして片付けたい」と悩んでいる人もいるはず。
家族の家がゴミ屋敷になってしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか？
まずは家族と話し合う
まずは、ゴミ屋敷になった家に住んでいる家族と話し合うことが大切です。
家族の同意を得ないまま勝手に片付けてしまうと、家族のプライドを傷つけたり、家族関係に修復が難しいほどのヒビが入ってしまったりする可能性があります。
ゴミ屋敷になってしまう背景には、心の病気や認知症、過度のストレスなど、様々な理由が隠されていることも。
一方的に家族を責めたり怒ったりするのではなく、しっかり話を聞いて原因を探すようにしましょう。
その上で、ただ「片付けないとダメだ」と言うのではなく「体が心配だから」「安心して暮らしてほしいから」と、家族のことを思いやる言葉で説得すると、片付けることを前向きに考えてくれるかもしれません。
自力で掃除できるか判断する
家族から「片付ける」という合意が得られたら、次は自力で掃除できるか判断します。
しかし、家の大きさにもよりますが、ゴミ屋敷を1人で片付けるには時間も労力も必要です。
大量のゴミを分別したり、粗大ゴミを何度も運んだりする必要があるほか、害虫や悪臭にも対応しなければいけません。
素人がゴミ屋敷清掃をするのは、想像以上に大変なこと。
「自分だけでどうにかしないと」と抱え込まず、難しいと思ったときはゴミ屋敷清掃のプロに依頼することをおすすめします。
プロのゴミ屋敷清掃業者に依頼する
プロのゴミ屋敷清掃業者に依頼すると、費用はかかりますがスムーズに片づけが終わります。
専門業者にお任せすることで、長年放置されてきたゴミも早くスッキリさせることができるでしょう。
「ゴミ屋敷に住む家族の健康が気がかり」「一刻も早く今の状況を変えて、キレイな家にしたい」という場合は、信頼できるゴミ屋敷清掃業者に相談してみることをおすすめします。
家族の家がゴミ屋敷になってしまうと、住む人の心身に悪影響を及ぼしたり、原状回復に多額の費用がかかったりする可能性があります。
転倒してケガをしたり、災害時に逃げ遅れたりする可能性もあるので、家族とよく話し合い、一刻も早く対処することが大切です。
PROUD(プラウド)では、ゴミ屋敷の片付け・清掃をしっかりサポートいたします。
「自分たちだけではどうにもできない」「片付けたいけど、どこから手をつけたらいいのか分からない」など、ゴミ屋敷に関する悩みは自分だけで抱え込まず、ぜひPROUD(プラウド)までご相談ください。
