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遺品整理を勝手にされた!無断で遺品を処分された時の対処方法は?

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遺品を勝手に整理されていたというトラブルは、珍しい話ではありません。
知らないうちに親族や業者が遺品整理をしていた場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか?
この記事では、勝手に遺品整理をされた時の対処方法などについて紹介します。

遺品整理は誰がやるの?

遺品整理をするのは、遺品を相続した人です。
相続人として財産を相続すると、所有権がその人にうつるので、それに伴い遺品を整理する責任が生まれます。
遺言などで意志が遺されていない場合は、法定相続人は配偶者です。
そして第一順位は子もしくは孫、第二順位が父母もしくは祖父母、第三順位が兄弟姉妹と定められています。

相続人が複数いる場合は、相続人全員で遺品整理を行う必要がありますが「どうして私がやらないといけないの?」という状況になったり、逆に「絶対に私がやる!」とトラブルになったりするケースも。
現実的に相続人全員で作業するのは難しいこともあるので、しっかり話し合った上で窓口になる人を決めて、遺品整理にかかる費用は全員で負担するのが望ましいでしょう。

勝手に遺品整理をしてはいけない理由

勝手に遺品整理をすると、のちのち大きなトラブルに発展する可能性があります。
一見必要がないモノに見えても、家族からすると故人との思い出が詰まった大切なモノかもしれません。
一度処分してしまうと、たとえ似たようなモノは手に入ったとしても、同じものは二度と戻ってこないのです。
また素人にはガラクタに見える品物でも、実は高値がつくコレクションや骨董品だったという場合もあります。
遺品には故人や家族が大切にしてきたものがたくさんあるので、無断で整理するようなことは絶対にしないようにしましょう。

遺品整理を勝手にされた時の対処法は?

遺品を勝手に処分されてしまった場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか?

親族や身内から勝手に処分された場合

遺品を親族や身内から無断で処分された場合は、所有物を勝手に処分されたことになるので、相続する権利がある人に対する犯罪になります。
そのため、相手を民事と刑事の両方で訴えることができるでしょう。

損害賠償を請求する

金銭的価値がある遺品を勝手に売却された場合は、損害賠償が請求できます。
この場合、裁判にかかる費用も相手側に請求することが可能です。

器物損壊罪として訴える

遺品を廃棄された場合は、所有物が勝手に壊されたと見なされるため、器物損壊罪として訴えることもできます。
また民事の損害賠償も並行して請求することが可能です。

慰謝料を請求する

故人との思い出が詰まった遺品を勝手に処分された場合には、精神的苦痛を受けたとして慰謝料を請求できます。
金銭的な価値がないものでも精神的苦痛の賠償として請求できますが、実際には難しいケースが多いようです。
どうしても許せない場合に使う手段として考えておくのが良いでしょう。

業者から勝手に処分された場合

遺品整理業者の中には悪徳な業者や、知識・経験が足りない業者も存在します。
実際に「価値が高い遺品を勝手に持ち出された」「大切にしていたものが無断で捨てられていた」などのトラブルも報告されています。
遺品がなくなったことに気付いて業者に確認しようとしても、連絡がつかないというケースも。
信頼できる遺品整理業者を選ぶことが大切ですが、もし被害にあってしまった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?

業務上過失で訴える

業者から勝手に大切な遺品を処分されてしまった場合は、業務上過失で訴えることができます。
「故意ではない」と主張されたとしても、プロとして働いているならば、単なるミスだからと言って許されるものではありません。
業務上必要な注意を怠ったと判断されれば、罪に問うことができるでしょう

返還請求をする

価値が高い遺品を勝手に売却されていた場合は、売却されて2年以内であれば返還請求が可能です。
請求先は売却先の質屋やリサイクルショップなどの店舗で、現物が残っている場合は無償で返品してもらえます。
しかし、すでに店舗からなくなっている場合は追跡することが難しく、諦めなければならない可能性もあるでしょう。

遺品整理協会などに通報する

業者に遺品整理士が在籍していて「謝罪がない」「対応が明らかに悪質」という場合には、日本遺品整理協会や遺品整理士認定協会に通報しましょう。
悪質な業者や遺品整理士の登録を取り消すことができるほか、協会や資格の信頼性を維持するためにも必要な対応です。

勝手に遺品整理をすると、のちのち大きなトラブルになる可能性があるので、絶対にやめましょう。
もし無断で処分されてしまった場合は、損害賠償を請求したり返還請求をしたりすることで対抗できます。
しかし一度処分されてしまうと、同じものは二度と手に入らない可能性が高いので、遺品整理をする前に親族間で話し合いをしたり、信頼できる業者に依頼したりすることが大切です。
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