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ペットがいる場合の生前整理はどうすればいいの?

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フードの改善や医療の高度化などによって、ペットの長寿化が進んでいます。
いつまでも元気でいてほしいものですが、生前整理をするときに「最期までお世話できるか」「万が一のことが起きたら、この子はどうなるのかな…」と悩む飼い主もいるでしょう。
今回は、ペットがいる場合の生前整理について紹介します。

突然死などでペットが取り残されるケースが増加

飼い主の高齢化、そしてペットの長寿化によって、飼い主が亡くなったあとに行き場をなくし、取り残されてしまうペットたちの問題が深刻になっています。
子どもたちが自立し、心にぽっかりと空いた穴を埋めるためにペットを飼う人は多いもの。
ペットは心を癒してくれたり、生活を豊かにしてくれたりする存在です。
大切な家族の一員だからこそ、飼い主が突然亡くなってしまったときにペットの命を守る対策を考えることは、とても重要な課題といえます。

ペットがいる場合に生前整理で準備しておきたいこと

ペットがいる場合、万が一のために何を備えておけば良いのでしょうか?
ここではペットを飼っている人が生前整理で準備しておきたいことや、考えておきたいことについて紹介します。

エンディングノートにペットの情報をまとめる

まずは、エンディングノートにペットの情報をまとめることから始めましょう。
エンディングノートには遺言書のような法的効力はありませんが、自分の希望などを自由に書き残すことができます。
ペットの情報については、以下のような内容を記載しておくと良いでしょう。

ペットの基本情報

・名前
・種類
・性別
・年齢、生年月日
・予防接種の有無
・健康状態(持病がある場合は記載する)
・かかりつけの動物病院
・特徴やクセ
・好きな食べ物(普段食べているもの)

ペットの基本情報は、新しい飼い主がペットを引き取るときに役に立ちます。
分かる範囲でしっかり書き残しておきましょう。

血統書の有無

犬や猫を飼っている場合は、血統書の有無についても記載しておきましょう。
血統書(正式名称:血統証明書)とは、血統登録された同一種の父母から生まれた子犬・子猫などに対して発行されるもの。
人間で例えると、戸籍のような証明書です。
血統書には所有者名が記載されており、引き取る際には名義変更が必要になります。
スムーズに手続きできるように、血統書を保管している場所についても書き残しておきましょう。

避妊手術の有無

エンディングノートには、避妊手術の有無も記載します。
新しい飼い主のもとで「去勢手術していると思って引き取ったのに、もともと飼っていたペットに赤ちゃんが出来てしまった」というトラブルを起こしてしまう可能性も。
生まれてきた赤ちゃんたちを育てられず、後々困ってしまうケースも多いので、避妊手術の有無はきちんと確認しておきましょう。

ペット保険の加入情報

ペット保険の加入情報も書き残しておきましょう。
ペット保険に入っている場合は、引き継ぐにしても、契約を解除するにしても手続きが必要になります。
新しい飼い主が困らないように、ペット保険に関する書類をまとめて、保管している場所についても記載しておくことが大切です。

ペットの死後について

ペットの死後についても、エンディングノートに記載します。
「事前に購入しているペット墓に入れてほしい」「火葬したあとは思い出がある山で散骨してほしい」など、希望を書いておきましょう。
「同じお墓に入れてほしい」という希望もあるかもしれませんが、宗派や霊園の考え方によっては断られる可能性もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

老犬・老猫ホームの利用を検討する

生前整理のタイミングで、高齢になったペットを介護してもらえる、老犬・老猫ホームの利用についても検討してみましょう。
老犬・老猫ホームは「自分が高齢になり、いつまでお世話できるか分からない」「老犬の介護が負担になっている」など、ペットのお世話や介護をするのが難しい状況で利用されています。
施設によっては動物病院が併設されていたり、ドッグランやトレーニングマシンなどの設備が充実していたりするので、事前に見学して雰囲気やサービス内容などを確認しておくと良いでしょう。

ペットと一緒に利用できる介護施設を選ぶ

近年、ペットと一緒に利用できる介護施設や老人ホームなども増えています。
費用は高くなる傾向がありますが「大切なペットと最期まで一緒に過ごしたい」という人は、入居を検討してみるのも良いかもしれません。
入居者が亡くなった場合は、施設と動物愛護団体などが連携して残されたペットの面倒を見てくれるところもあるので、最期まで安心してお願いできる施設を探してみましょう。

次の飼い主を考える

生前整理をするときに、次の飼い主についても考えてみてください。
新しい飼い主が決まっていないと、ペットに大きなストレスを与えるだけでなく、命を危険にさらしてしまうかもしれません。
次の飼い主としては、親族や親しい友人などにお願いするケースが多く見られます。
「身近にお願いできる人がいない」という場合は、ネットで里親を募集したり、動物愛護団体などに相談したりしてみましょう。
ちなみに保健所や愛護センターは、飼えなくなったペットを手放す施設ではありません。
保健所は地域住民の健康や環境衛生を守るために設置されている施設なので、本来の役割をはき違えて自分のペットを連れて行かないようにしてください。

突然飼い主が亡くなり、ペットが取り残されてしまう問題は相次いで報告されています。
大切な家族であるペットに悲しい思いをさせないためには、万が一の場合に備えて、生前整理をしておくことが大切です。
生前整理では身の回りのモノを片付けるだけでなく、ペットの未来についてもきちんと考えるようにしましょう。

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